《参議院選挙》必ず行くべき5つの理由!
明日、7月20日は日本全国で参議院選挙の投票が行われる日です。
すでに期日前投票を済ませている人も多いかと思いますが、今回は国民の義務でもある「投票」について、自分の目的がまだ明確でないな、、、と思っている方のために、背中が押される5つのポイントを簡単にまとめてみますね!
1. あなたの一票が、未来の環境を決める
気候変動対策や脱炭素政策は、まさに「今」どの政党がリードするかで10年後、20年後の環境が大きく変わります。温暖化を食い止め、自然災害を減らすためにも、環境重視の政策を掲げる候補者を選ぶことが重要です。
2. 政治に無関心な人ほど、不利益を受けやすい
「誰がやっても同じ」と思っていると、結果的に大企業優遇や環境軽視の政策が通ってしまうことも。投票しない=現状追認。実際に日本の投票率は先進国の中でもダントツで低く前回は53%。約半分の選挙権が放棄されています。この人数が実際投票に行ったら?何かが必ず変わります。だからこそ、自分の意見を政治に反映させるチャンスを逃さないで。
3. 若い世代の投票率が低いと、政策が高齢者偏重になる
高齢者向けの政策が多くなりがちなのは、投票に行く人の年齢層にも関係しています。20年後、30年後、今の若い世代や子供たちが安全で持続可能な社会に暮らすためには、若い世代こそ声をあげて、必要な政策をこのタイミングで国会にあげていく必要があります。
4. 環境政策に差が出ている今、投票がより重要に
政党や候補者によって、再生可能エネルギーの推進、原発の扱い、脱炭素ロードマップなどに大きな違いがあります。例えば「2030年までに温室効果ガス○%削減」と数値目標を持つ党もあれば、脱炭素に関して削減政策がない党もあります。再エネにシフトせず、原発や火力の増加を考える党も。また、企業の環境負荷に課税する政策も検討されています。自分の価値観に合う政策を選ぶには、投票しかありません。
5. 行動しないと、何も変わらない
食糧不足、物価高騰、拡大する自然災害、終わりの見えない猛暑…これらを「なんとかしたい」と思うなら、最初のステップは投票です。これらの全ては、私たちが投票する政策のもとでコアとなる部分が決められているからです。国会で起きる全てを把握することは難しいですが、少なくとも日本国民として意見する権利が私たちには与えられています。
ということで!
上記のポイントを念頭に置いてほしいのですが、同じくらい重要なのは「個人的観点」です。ここに違いがあるからこそ、私たちは違った政治家や政党を支持します。自分が「こうであってほしい」と願うことや「こうあるべき」と考えること、そこに個々の相違があるのは当たり前のことです。自分と違う意見の人がいる、自分とは反対の思想の人がいる、それも踏まえて、受け入れて、歩み寄って、投票所に向かってくださいね。
今、私たちの課題は、
ぶつかり合い、互いを罵るのことではありません。
向かい合い、違いを認め、その真ん中で子供たちに未来を約束できる解決策を作り上げていくことです。
要は誰かを傷つけたり否定している時間なんてないんです。今の今まで私たち人間がやり続けてきたことを、続けていく時間も余裕もないのです。
普段、minimal living tokyo.としては、政治的発言をあまりしていないのですが、持続可能な未来を心の底から願う私たちにとって、この選挙はかなり重大であることを配慮して、発信しています。
すでに投票済みの人は、一緒に開票を見守りましょう。
これから投票所に向かう人は、100%ここ!という支持者や政党がいなくても、自分が思い描く理想的な社会や生活に少しでも近い政策を持つところに、重い1票を入れてください!
まだ迷っている人は、いろんなサイトのマッチングシステムを駆使して、自分に合った政党を見つけられますよ〜!いくつかおすすめを載せておきます。
- 時間がないのですぐやりたい!という人にも、じっくりやりたいという人にも、両方選べるサイトはこちら: https://votematches.go2senkyo.com/sangiin_2025/
- 自分の地域別の立候補者から選べるマッチングはこちら: https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/2025/votematch/
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