ファッションが好き!でも「認証ロゴ」信頼できるのはどれ?

毎年、まだ茹だるような暑さなのに、8月くらいから店頭には秋冬ファッションが出始めますよね。短パンタンクトップ姿で、もこもこダウンベストを着たマネキンの横を通る時の違和感は、何度経験しても変わりません。

それでも私たちは、ファッションを楽しみたいという思いもあるし、おしゃれをすること、お気に入りの服やアクセサリーを纏うことに、喜びを感じます。私もかつてはゴリゴリのファッション業界にいたこともあるので、同じ気持ちです。

ただ、自分が着たいと思う服の選び方は、この10年ほどで大きく変わりました。

皆さんは、新しく買う服に、選ぶ基準はありますか?

素材?色?それとも、絶対的な推しブランドがありますか?その服が作られる背景や、素材のサスティナビリティまで配慮することはありますか?今週は、アパレル業界の中でも多すぎる認証ロゴと、本当に信頼できるものを見極めていきます。次に新しい服を買うときに、気にかけてみてくださいね。

知ってるロゴ、ある?

以下のロゴは全てアパレル業界に関連している認証機関のロゴです。いくつかのロゴは、アパレル以外の業界でも精通しているため、見たことがあるものもあると思います。

ただ、ファッション業界は食品や雑貨よりも少し複雑で、製造背景に多くの異なるレイヤーが存在するので、「この服は認証済み!」と一括で定めることが難しいのです。コットン一つととっても、コットンの栽培環境、土壌の状態、栽培農家の労働形態、収穫後の加工に使われる薬剤、生地を染める染料 - このように服としての形になる以前に、すでに複数の段階があるのです。

では、服ができるまでの段階別に目安にできる認証ロゴをいくつか紹介していきますね。

GOTS - Global Organic Textile Standard

GOTSは、70%以上の認証済みオーガニック天然繊維を使用したテキスタイルについて、その加工、製造、包装、表示、取引、流通までを対象とする認証制度です。

実際には、GOTS認証製品は、GOTSの基準を満たした認証施設のみで製造されていることを意味します。これらの施設には、環境面(有害物質の使用、排水処理など)に関する基準だけでなく、国際労働機関(ILO)の基準に基づいた社会的基準も設けられています。

実際の検査・認証を行う認証機関はいくつかありますが、すべて同じGOTS基準に基づいて審査を行います。

ただし、注意したいのは、GOTS認証は農場そのものを対象としているわけではないという点です。つまり、「GOTS認証のオーガニック繊維を使用している」ということは、その繊維が認証されたオーガニック農場で生産されたものであることを意味しますが、GOTSの認証範囲そのものは、主にその後の加工・製造工程を対象としています。

GOTSは国際的な認証機関なので、製造国がどこであっても認証の対象となることができます。

FAIRTRADE

フェアトレード(FAIRTRADE)は、公正な取引を通じた世界の貧困問題の解決、生産者の持続可能な生活の実現を目指して活動する国際ネットワーク組織です。フェアトレード・インターナショナルが管理する認証およびラベル表示システム全体を指します。国際フェアトレード基準を遵守して取引・製造され、フェアトレード機関によりライセンスを受けた製品には、世界で最も認知度の高いエシカルラベルである国際フェアトレード認証ラベル(FAIRTRADE Mark)が付いています。

この認証機関は30年以上に渡り、公正な貿易の実現を目指す世界的な運動のリーダーとして、企業や政府と連携し、課題を提起してきました。そして、農家と労働者、彼らの産品を購入する人々を結びつける役割も果たしています。

1% for the Planet

「地球のために、ビジネスが年間売上の1%を寄付する」という仕組みで、認証機関ではないものの、ここに加盟することで、何らかの形で地球環境に貢献できるというものです。

2002年に、パタゴニア創立者のイヴォンと、フライフィッシングブランド Blue Ribbon Fliesの創立者クレッグが立ち上げたもので、開設後瞬く間に世界中のビジネスに広がっていきました。

売り上げの1%を寄付することで、

  • 森林・生物多様性の保全
  • 海洋・水資源の保護
  • 土壌・農業
  • 気候変動対策
  • 野生生物の保護
  • 環境汚染・廃棄物問題

などの認定された環境団体の活動費になるというシステムは、「地球のために貢献したいけど、どうしたらいいかわからない」といった多くのビジネスが賛同したのです。現在では1万を超えるビジネスが加盟し、100カ国以上に広まっています。自分の好きなブランドや、服のメーカーがこの取り組みに賛同しているかどうかは、サイトなどで確認できるので気をつけて気を付けて見てみて下さい。

次に買い物するときのミッションに!

認証ロゴはまだまだたくさんありますが、信頼度の高いもの、グリーンウォッシングではないものを紹介させてもらいました。もちろん古着や、リセールアプリを駆使して、「新しい服」以外の選択肢で買い物をすることもおすすめですが、新しく服を購入する時には、「何かサスティナブルな認証を受けているかな?」とタグを見たり、ブランドサイトを確認して調べてみて下さい。

一度どんなロゴかわかると、今までは探していなかったものに新たに出会えることもあるし、自分の肌に直接触れる服に関して、また違った視点で見れるようになるかもしれません。

全ての買い物は意図的選択です。選択の大小に関わらず、私たちは皆どこにお金を使うかを日々選んで決めています。地球にポジティブな選択をたくさんしていけるといいですね!

 

Sources: https://ecocult.substack.com/p/which-fashion-certifications-can?utm_source=substack&utm_medium=email / https://www.onepercentfortheplanet.org/?r=0 / https://global-standards.org/suppliers

 


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