こんにちは!ヘルスコーチのAYUMIです。
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Before we begin...
これまで、暮らしや選択、体のことについて書かせていただいてきましたが、ヘルスコーチとして活動する中で、こんな声を聞くことが増えてきました。
“前より便利で、前より豊かなはずなのに、余裕がない”
“豊かな選択をしているはずなのに、不安が消えない・・・・”
そんな感覚を抱えている人が、とても多いと感じています。
今回から始まる新連載、『AYUMIの「本当のところ、どうなの?」』 では、私たちが当たり前のように信じてきた「豊かさ」「便利さ」「正解」について、一度立ち止まり、問い直していきます。
地球にやさしい選択や、選びすぎない暮らしは、本当のところ、人生をよくしているのか?自分がしているその選択は、本当に自分に合っているのか?
これからは一つずつ、「本当のところ、どうなの?」という問いを立てながら、暮らしや価値観を見直していきます。今年が終わる頃、それぞれが「自分にとって心地よい暮らし」に少し近づいていることを目指して!
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第一弾!「本当のところ、豊かさってどうなの?」
“本当のところ、豊かさってどうなの?” もしこの質問を、街で投げかけたら、多くの人は「余裕のある暮らし」「好きなものを我慢せずに買えること」「お金に困らないこと」といった、物質的な話やお金の話が中心になるかもしれません。
新しく買ったバッグや家、車、洋服、旅行などは誰にとってもイメージしやすい、わかりやすい「豊かさ」ですね。実際、世の中でよく言う豊かさの多くは、どれだけ持っているか、どれだけ稼いでいるか、どれだけ使えるお金を持っているか、というような視点で測られます。
だからこそ、豊かさについての話を始めると、『豊かさ=お金や物質的な余裕』と結びつけてしまう!しかし、それは本当に、私たちが求めている豊かさなのでしょうか。
ここから、当たり前のように信じてきた「豊かさ」と「お金」の関係を、少しずつ見直していきたいと思います。
問題は、お金の量ではなかった

幸福度に関する研究では、収入が増えれば増えるほど、幸福感も上がり続けるわけではない、という結果が、繰り返し示されています。つまり、お金と幸福度は比例しないということ。
生活に必要な安心が確保されるまでは、お金は確かに大きな役割を果たしますが、それを手に入れた後、幸福度に影響してくるのは、以下のようなことだと分かっています。
- 自分で人生を選んでいるという感覚
- 納得してお金を使えているか
- その使い方が、自分の価値観と一致しているか
もし、『豊かさ』と聞いてお金の心配や不安が頭をよぎる場合、その不安の根源にあるのは、お金が足りないことそのものではなく、お金を通して、何を得たいのかが自分でもはっきりしていない状態にあるのかもしれません。
豊かさをお金の量で測ろうとすると、どんな人もいつの間にか、自分の内側の基準ではなく、外側の基準で満たされようとしてしまいます。
しかし必要なのは、「いくら持っているか」を考えることよりも、そのお金で、何を満たしたいのかを知ることなのではないでしょうか。
お金は「いくら」より、「どう使ったか」だった

この問いに、ぴったりの最近出版されたアート・オブ・スペンディングマネーという一冊があります。この本は、海外でも評価の高い『サイコロジー・オブ・マネー』の著者によるもので、「どう稼ぐか」ではなく、「一度きりの人生で、お金をどう使うか」に焦点を当てており、お金は持っているだけでは意味を持たず、使われた瞬間に、その人の価値観が表れると語られています。
金額の大小に関係なく、“これは今の自分にとって大切なことだ”と感じられるお金の使い方ができたとき、人は人生に深い満足感を得られるといいます。
幸福を左右するのは、どれだけ持っているかではなく、自分の人生を、自分で選んでいると感じられるかどうか。
ミニマルな暮らしの本質
ミニマルな暮らしも、決して「お金を使わないこと」や「我慢すること」、「減らすこと」が目的ではなく、その行為によって地球に良い影響を与えている、自分と家族に良い選択ができている、という価値を感じられることにより、豊かさを得ているはずです。
豊かさとは、どれだけ持っているかではなく、自分が望んでいるものを自分が知っていて、その人生を生きている感覚があり、それにきちんとお金が使われている状態なのかもしれません。
「何に価値を感じるか」を、はっきりさせる

私たちは日々、お金も、時間も、選択肢も無意識のうちに選び使っています。そんな毎日の中で自分の価値観が曖昧なままだと、“なぜか満たされない”という感覚が残りやすくなります。
豊かさとは、何かを足すことでも、もっと手に入れることでもなく、自分が何に価値を感じて生きているのかをはっきりさせて、満足を感じる人生のことなのだと思います。自分にとって大切なものが少しずつ見えてくると、使うお金も、使わないお金も、時間も、選択肢も自然と整理されていきますよ。
- 誰かにとっては、自分だけの朝の時間かもしれません。
- 誰かにとっては、新作のおやつを一緒に食べる子供との時間かもしれません。
- 誰かにとっては、旅行かもしれません。
ここで、自分の大切なものを知る5つの質問があります。紙に書き出してくださいね。
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最近、気持ちよく使えたお金を一つ思い出す
金額ではなく、「なぜ満足したのか」に注目してみて!
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逆に、使ったあとにモヤっとした支出を書き出す
そこには、自分にとって不要な価値観のヒントが。
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「私は何を望んでる?」と自分に問う
社会的に、誰かが持っているからではなく、あなたの本音を聞きます。
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心から満足する些細なことを書き出す
深呼吸、夜のパック、推しを応援する、なんでも!
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「これがあると安心する」と感じるものを言葉にする
物でも、時間でも、習慣でも構いません。

自分が何に安心し、何に満足し、何に価値を感じているのかを、確認することからはじめましょう。豊かさとは全ての人に充分にあるものです。今、着るものがあり、雨風を凌げる家があり、本音を話せる誰か1人でもいるなら、あなたは豊かです。
あなたの豊かさを再定義して、豊かなこの人生を生きましょう!