【新連載 Vol.05】Fabu-well Living :より健康的で、幸福な人生の為に取り入れるべきブルーゾーン習慣を知っていますか?

 

「ブルーゾーン」を知っていますか?

 

ブルーゾーンとは、人々が平均よりも健康的に長生きで、特に百寿者が多い世界の地域を指します。この地域はブルーゾーンの長寿研究に20年を費やしているダン・ビュイトナー氏と科学者チームによって特定された、最も健康で、幸せで、最も長生き(長寿)の人々が住む場所として話題になり、この場所に住む食生活やライフスタイルが注目されています。

ブルーゾーンとして位置付けられている6つの地域

  • 沖縄 (日本)
  • サルデーニャ (イタリア)
  • ニコヤ半島 (コスタリカ)
  • イカリア (ギリシャ)
  • ロマリンダ (米国カリフォルニア) 
  • シンガポール*

*新しく追加された地域です。1960年、シンガポールの平均的な寿命はわずか65歳だった頃から現在、平均寿命はほぼ 20 年伸びています。

ブルーゾーン地域の7つの特徴

ブルーゾーンを指す特徴の中で特に健康と幸福に力を発揮している7つを紹介します。

1. 植物ベースの食生活をしている。

主に植物ベースで、野菜、果物、穀物、豆類を中心とした食生活をしているとされ、肉(地域による)、乳製品、甘い食べ物や飲み物、加工食品をあまり食べません。

2. 活動量が落ちない。

ウォーキング、ガーデニング、家事など、日常的に体を動かす活動量が年齢を重ねても多くあります。激しいトレーニングというより、1 日を通して頻繁に全身を動かし続けることで筋肉を強く保ち、カロリーを消費しています。

3. 腹八分目の食生活をしている。

ブルーゾーンの人々は、早めに夕食をとり、その後、夜ふかしをせず眠ることもあり、食事を食べ過ぎないようです。日本には“腹八分目”という言葉がありますが、満腹感が 80% になったら食べるのをやめる傾向にあります。またアルコール摂取も適量です。

4. ストレスに対処している。

ブルーゾーンでは、昼寝をしたり、友人や家族とのゆっくりした時間、家族や親戚で頻繁に集まる時間など、さまざまな心理的ストレスを緩和させる要素があります。また自然が豊かな地域で、テレビやソーシャルメディアからの影響が少なく、より自然を感じるライフスタイルを送っています。ストレスが少ない環境で、リラックスする時間、環境があります。

5. コミュニティがある。

ブルーゾーンでは、祖母や祖父、両親と一緒に暮らしたり、子供と家族が近くにいる関係が多くあります。また、この地域は人生を共にするパートナーに対する深い絆があることが特徴です。

6. 社会とのつながりがある。

年齢を重ねると、社会的な活動から遠ざかり、コミュニティに属することが少なくなりますが、ブルーゾーン地域の人々は活発な社会生活を送り続けていることが特徴であり、自分のことを安心して共有する仲間がいること、それらが長生きに役立ちます。

7. 人生を楽しんでいる!

友人や関係性が続いているので、仲間と歌ったり踊ったり日常のなんでもない話ができる環境にあり、リラックスして毎日を焦りや不安、孤独ではなく充実させて楽しんで生きています。

まとめると地域によってライフスタイルは異なりますが、主に食べ物は植物ベースで、運動を定期的にし、アルコールを適量飲み、十分な睡眠をとり、良好な精神的、感情的、社会的なネットワークが構築されていること、これらの組み合わせが病気の予防となり、より健康で長生き、長寿と関連していることが示されています。

つながりを大切にして生きましょう!

ここで私が特に注目したいのは、歳を重ねても関係性が充実しているということです。『健康的になりましょう』というと、食事や運動のことばかりが注目されますが、人生には精神的なつながり、感情的に安心できる関係性が必要であり、その愛のある関係性こそが、私たちをより幸福に導きます。

ブルーゾーンの地域の人々はつながりを大切にしています。

家族を第一に考え、家族と過ごす時間を優先することが多いです。また家族だけでなくパートナーシップも重要です。パートナーを優先し、関係を育み、寛大な考えでお互いを受け入れます。また友人を持ち続け、人生を楽しみ続けることで、より人生を生活するだけでなく、生きる価値のあるものとしています。

歳を重ねてもどこに住んでいても何歳でも、あなたが望むなら、つながりや関係性は今の場所から新しく作ることができます!生活、地球により良いものを取り入れ、人生を意味のあるものとするために今日からつながりをもっと意識して豊かな人生を築きましょう!

 

愛を込めて。

AYUMI

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