蜜ろうラップマスターへの道

minimal living tokyo.では、2種類の蜜ろうラップがあり、多くの方にこの違いを聞かれることがあります。簡単に説明すると、蜜ろうのみを使用した100%蜜ろうタイプと、蜜ろうにパインレジンとホホバオイルを配合したスティッキータイプ。どちらのタイプもminimal living tokyo.が生地の調達から仕上げのカッティングまで全ての工程を手作りで行っています。

今日は、この2種類の違いや、使い分け方、どんな使い方がベストかをわかりやすく紹介していき、皆様を蜜ろうラップマスターの道へと導いていきます!まだ蜜ろうラップを使ったことがない方や、どっちのタイプが良いか迷っている方も、ぜひこの記事を参考にしてみて下さいね。

《チャートで見るラップの特徴》
100%蜜ろうタイプ
 スティッキータイプ
原材料 アメリカ産オーガニック無漂白蜜ろう
アメリカ産オーガニック無漂白蜜ろう、パインレジン(松脂)、オーガニックホホバオイル
使用している生地 100%コットンまたはオーガニックコットン 100%コットンまたはオーガニックコットン
特徴

表面:サラサラしていて、硬めのラップ

折り目がつきやすく、粘着性は弱め。手や食器へのベタつきはほとんどない。

表面:少しザラついていて、柔らかめのラップ

使い始めは特にベタつく。粘着性はかなり高め。手や食器についた蜜楼はお湯で洗い流せる。

使いやすいもの※ ハード系のパン・お皿やボウルの蓋がわり・葉物野菜 野菜や果物全般の切り口・袋状にしてナッツやドライフルーツ、スナック入れ
こんな方にオススメ

ベタつきやほんのり香る松ヤニの匂いがが苦手な方・主に食器ラップとして使用したい方

多少のべたつきがあってもピタッと密封できるのが良い方・蜜ろうの付着がそこまで気にならない方
ベストポイント! シンプルで使いやすい、初めての蜜ろうラップにオススメ 柔らかくて包みやすく、何を包んでもピタッとくっつく感じがやみつきに

 

 ※どちらのタイプでも表記してある全てのものに使うことができますが、スティッキータイプはお皿やボウルを包んだ後、蜜ろうの一部が付着しやすいので、それが気になるようであれば100%蜜ろうタイプの方が適している、という意味です。また、食器や手に付着した蜜ろうはお湯とスポンジで簡単に洗い流すことができます。

《必読!ラップをより長く使うために知っておくべきこと》

蜜ろうラップを使用するにあたり、注意点がいくつかあります。これらに注意して使用を続けることで、ラップの使用期間をより長くすることができます。

  1. ラップは電子レンジでは絶対に使用しないでください。また、火のそばに置いたり、お湯で洗ったりしないでください。蜜ろうが溶けてしまいます。
  2. ラップを使用できない食材:生肉・生魚・揚げ物・脂分を多く含むもの・酸の強い食材(レモン・キウイなど)には使用しないでください。
  3. 基本は水洗いを徹底して下さい。ラップについた汚れがどうしても落ちない場合は、中性洗剤と柔らかいスポンジで撫でるように洗い流してください。決して強く擦らないでください。
  4. 洗った蜜ろうを畳んで収納する場合は、しっかりと乾いていることを確認してください。また、切りかけの野菜や果物を包む場合も、食材やラップについている余分な水分を拭き取ってから包んでください。野菜についている土などに元々付着している微生物などが原因で、カビが発生する可能性があります。
《蜜ろうラップはいいことづくし!》

「蜜ろうラップに包むと野菜が長持ちする!」というのには科学的根拠がちゃんとあるのです。蜜ろうは特有の天然殺菌作用と程よい通気性を兼ね備え、野菜や果物が必要とする密閉性・透湿性・通気性をかなりバランス良く提供できます。プラスチック製のサランラップなどを使用した場合、すぐに変色してしまう果物の断面や、しなってしまう葉物野菜なども、代わりに蜜ろうラップを使用することで3日〜10日ほど長持ちします。蜜ろうラップを使用することでプラスチックゴミを減らすことはもちろん、冷蔵庫の中で腐ってしまった食材から出る家庭内食品ロスも減らすことができます。

1枚の蜜ろうラップの平均使用期間は半年〜1年ですが、使い方・使用頻度などによって2、3年持つこともあります。そう考えると、環境に優しいだけでなく最終的にはとにかく経済的ですよね。使い込んでいくうちに、どんどん柔らかくしなやかになり、包みやすくなる蜜ろうラップは、たくさん使っていると愛着も湧いてきます。

《ラップユーザー上級者編》

蜜ろうラップを初めて使うときは、まず使い勝手や扱いに慣れるためにスモールサイズを1枚から…そして、徐々に包むものや使うサイズを増やしていくことをお勧めしています。食材にピタッとくっつく感じが気持ちよくて、慣れればその独特な使い心地はやみつきに。
おうちの中で使うことに慣れてきたら、ネクストステージへ!蜜ろうラップを持って外出してみましょう。
例えば:
  • おにぎりやサンドイッチをそのまま包んで
  • カットフルーツやクラッカーなど、持ち歩くスナック入れに
  • お菓子作りをする人なら、手作りお菓子をラップに包んでラップと一緒にギフトとして誰かにあげるのもあり!
  • 畳んだままカバンに入れ、パン屋さんでパンを包む。小さいビニール袋を貰わずにパンが買えます。

こんなふうに、キッチンや冷蔵庫の中だけでなく、To-Goアイテムとしてもかなり万能に活躍してくれます。

「エコ」という意識がなくても、蜜ろうラップ生活を楽しめるポイントがたくさん!ぜひ、楽しみながら色々な使い道を試してみて下さい! 

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