2025 CHECKLIST!
遅くなりましたが、新しい年が始まりましたね!
いつもオンラインストアや全国のお取り扱い店舗先にて、minimal living tokyo.の製品をお使いいただいている皆様、2025年もどうぞよろしくお願い致します!
さて、新しい年になると、今年こそは!と意気込むことがあると思いますが、私たちはぜひみなさんに2025年のTO-DO Checklist - やることチェックリスト - を作ってもらいたいです!
すでに実践していて継続したいと思っていることや、今年こそはと決めていることなども含め、私たちのチェックリストには日々の暮らしの中でどんなチェックリストがあれば、未来が持続していける選択肢となるか、をベースにしています。
1. 資源の見直し&変更
パワーシフトしよう
私たちの暮らしに欠かせない資源といえば、水と電気。我が家も5年ほど前に「パワーシフト」をして家庭内で使用する電力の供給元を、もともと契約していた東京電力からみんな電力という再エネ発電に特化している電力会社に切り替えました。 日本では発電した電力を一度全てまとめて、そこから送電網を通して各地域や家庭に配電されるので(例えば関東なら東京電力の管内になります)、その発電源を少しでも環境負荷の少ない方法で行っている企業を選べることになります。今まで多くの災害に遭い、今後も同じような大災害が予測される日本はいまだに火力や原子力を切り離せずにいます。この国で暮らす私たちがそれ以外の選択肢を多く選ぶことで、需要と供給のバランスを変えていくことができます。
排水に気を使おう
反対に水は、電力のように選ぶことができません。水の純度に不信感をいただき浄水器を取り入れる家庭は増えてきていますが、果たして自分が飲む水が浄化されていればそれでOKでしょうか?自分が排出する汚れた水の責任は?楽して落とせる強力洗剤などは多くの化学物質を含み、排水口から下水へ流れた後の処理に大量の水を要します。綺麗な水を飲むために浄水器を導入するなら、シンクから流す水にも配慮しないと!水は循環しています。ナチュラルなクリーニング剤や生分解性のものを使用すれば、水の浄化を手助けすることができます。
ダイベストメントしよう
電力会社を乗り換えるのと同じように、自分の財産を預ける先も乗り換えることができます。三菱UFJやみずほなど、「大手金融会社だと安心」という考えはもう古いかも。国内のこういった大手金融系はほとんどが化石燃料や原発関連企業に貸出や融資を行っていることが多く、自分が預けているお金もそういったことへの資金源となっています。このような企業に加担していない銀行に自分のお金を預けることも大きな環境アクションといえます。自分の銀行がどのような立ち位置にあるかを確認できるサイトもあるので、ぜひチェックしてみてください。
2. 所有物の見える化
クローゼット
クローゼットのミニマリスト化は私の今年の大きなゴールの一つでもあります!同じような白T、同じようなパーカー、同じようなレギンス、、、ばかり多いので着回しやTPOを考えて各シーズン5パターンくらいあれば十分なのでは、と思う今日この頃。そもそも着心地の良いお気に入りのものしか着ない自分にとって、大量の服は不要。持っている服の量が自分を確立させるわけではない。「おしゃれが好きで新しい服を買うことがやめられない」という人でも、おしゃれが好きだからこその着回し術があるのでは?と思います。新しい服を買うな、と言っているわけではないけれど、一つしかない自分の体のために、どうしてクローゼットがパンパンになっているのだろう?これは本当に必要だろうか。この先10年、同じものを着たいだろうか。服だけに限らず、靴やカバンなど、新たに迎え入れる時に自分に問いかけてみてください。
パントリーや冷蔵庫
「え!バナナあったの?!」ってなるとき、ありますよね。冷蔵庫にあったのに、買い物に出かける前にチェックしなかったのでわからなかった、もしくは冷蔵庫がパンパンすぎて効率よく見えなかった、などなど。主婦あるあるかもしれませんが、この積み重なりがたくさんのフードロスにもつながっているし、そもそもなんてもったいないお金の使い方でしょう!例えば1週間に1回大きな買い出しをする人もいれば、毎日スーパーにいく人もいます。どちらにせよ、冷蔵庫やパントリーの中身を把握しておくのが苦手だな、という人は「家庭内在庫」をメモって冷蔵庫のドアなどに貼っておくのがおすすめ。フードロスは環境負荷に大きく加担している問題でもあるので、一つの家庭から変えていくことは大きな削減につながります。ゴミを出す量も、必ず減ります!
3. 選ぶ&フォーカス!
エコなものを選ばなきゃ、プラごみ出ないようにしなきゃ、環境に優しくしなきゃ・・・と自分を追い詰めると、何も続かなくなるというのは以前にブログで書いたことがあります。ハードルを高すぎるところに設定したり、自分や他人にも厳しくジャッジしたりするようになると本末転倒なので、これはサスティナブルを意識した生活の中で一番避けて欲しいところでもあります。その代わりに、「これだけは!」というものを選んで、そこに集中するのがGOOD。ペットボトルだけは絶対買わないようにしている、とか、葉野菜だけは有機を選んでいる、とか。それが簡単にできるようになれば、「選ぶ」を増やしていけばいい。そしていつの間にか、たくさんのサスティナブルな選択に集中することができるようになります。
4. 声を出す&伝える
「そろそろ何かしないと、まずくない?」そう思う気持ちを、誰かと共有してください。
「このままだと北極の氷はあと2、3年で全部溶けちゃうんだって。」
「これ以上気温上昇が続くと、コロナウィルスなんかよりももっと致死率の高い感染症が流行するんだって。」
「今までに捨てたり寄付したりした服、まだこの世界に全部存在してるって知ってた?もう埋め立てるところは無くなっちゃうらしいよ。」
地球という自分よりも遥かに大きい存在の危機を、以前は感じることがさほどなかった。でもここ最近は、気候や食物の変化で自分達の生活に直で影響していることを誰もが感じているはずです。それでも毎日当たり前に明日が来るかのように過ごすのか、それとも今起きていることを声に出して、受け止めて、どうしていこうか、と話し合うのか。各国のリーダーが集まって会議をしても解決策の固まらない問題、この原因の多くは何も語らない私たちにもあります。私たちには選挙権があって、自分の意見や価値観を社会で表現するチャンスもあるのですから、無駄にせず発信して行きましょう。
5. セルフメンテナンス
ここでいうメンテナンスはいわゆる美容院やエステに行くという見た目の問題ではなく、内側のメンテナンスという意味です。
まずは健康であること。普段は気にしていなくても突然風邪を引いたりして数日間寝込んでいると、「早く元気になりたい」「元気になったら、あれをしよう」などと思うのが普段は健康な人。
「健康でさえあれば、何もいらない」「健康であるために、◯◯を続けよう」なとど考えるのが、何らかの理由で100%健康でない人や、大きな病気や怪我などを経験した人。
どちらの場合でも必要なのは、いうまでもなく「健康」。十分な睡眠が取れていて、適度な運動もできていて、バランスの取れた食事ができている。それに加えて、仕事や人間関係も良好で、自分の好きなことや趣味に使う時間や金銭的余裕もある。こういった様々な観点からのバランスが取れていることも健康につながる大きな要因になります。自分をケアするということは、今自分の中でどこのバランスが崩れているかを把握し、そこを補うことや修復するということなので、続けているうちに自然とバランスを取ることが上手になって行きます。自分のケアをすることで体調が良いと、メンタルステートも良くなり、結果自分以外の誰かや何かをケアする余裕が出ます。この状態になって初めて、「サスティナブルなアクション」もできるようになります。極端にいえば、自分に優しくすることが、地球に優しくすることにダイレクトにつながるのです。
セルフメンテナンスにつながる「サスティナブルに生きるために必要なたった一つのこと」についてもっと詳しく知りたいかも・・・という方はここからYouTubeをチェック!
LET'S GET STARTED!
長くなりましたが、これまでの項目をチェックリストとしてまとめるとこんな感じ!
- 資源の見直し
- 所有物の見える化
- 選ぶ&フォーカス!
- 声を出す&伝える
- セルフメンテナンス
ミニマリストであることが心地よい私にとっては、これに加えて「手放す豊かさ」も伝えたいところですが、これは上に書いたYouTubeリンクから、た〜っぷり語っているので聞いてみてくださいね♪
それでは皆さん、are you ready for it?