3年目に伝えたい3つのこと
minimal living tokyo.は今月3周年を迎えました。
3年の間に、大きく変わったこともあれば、初めから変わらないのはたくさんの方の温かいメッセージや応援の言葉。minimal living tokyo.がきっかけでエコなことにチャレンジしようと思えた!という想いを聞けることが、本当に私たちの原動力です。
感謝の気持ちでいっぱいです!
3年前、サイナとふたりでminimal living tokyo.を始めよう、と思い立った時は、私たちのようなお店はありませんでした。「サスティナブル」、「エシカル」、「ヴィーガン」といったワードも、最近でこそよく耳にする機会も増えましたが、「この人なんの話してるんだろう?」なんて顔されていたことはそんな昔のことではありません。
そんな中、この2、3年で世界中が持続可能な社会スタイルへと大きくシフトを始め、日本でもそれを意識したビジネスやお店が多く見られるようになりました。まだまだ少ないとはいえ、選択肢は増え、情報量もものすごいスピードで入ってきます。
「自分もサスティナブルな選択がしたい」、心ではそう思っていても、忙しい毎日の中でなかなか実践できずにいる。いざ何かをやるとなると、どこから始めていいのか、わからないままモヤモヤしている。そんな人も少なくないはず。
今日は本当に良い選択をしていくために、3つの「しなくていいこと」を皆さんにお伝えします。
1 - 無理をしない
サスティナブルな選択や行動をすることには人それぞれのレベルがあります。今自分が生きている社会に合った選択をできるところで変えていくことがキーとなります。
冷蔵庫の中身を100%オーガニック食材に変えることができても、お財布が悲鳴をあげてしまっては意味がない。オフグリッドな田舎移住計画に憧れるけど、やりがいを感じている仕事を辞めなければならないようなら、それもまた少し違う。ロングタームの大きなゴールを持つことも大切だけど、今目の前で解決できるショートタームの小さなゴールを持つこともまた、同じくらい大事なのです。
無理をしていたり、どこかで「〜じゃなきゃいけない」と決めつけてしまっている自分がいたら、楽しめていないのはもちろん、絶対に長続きしないはず。自分の心にストンと落ちてくることを、長く継続する - それが必ず大きなチェンジにつながっていきます。
だから、無理をしない!心から楽しいと思ってほしいな!
2 - 強要しない
人にはそれぞれ選択の自由があります。自分で選んだエシカルアクションは、必ずしも他の人がやりたいと感じていることではありません。
例えば、自分は絶対にペットボトルを買わない、という選択を一緒にいる友人に強要することはできません。自分はヴィーガンでも、一緒に暮らす家族全員の食生活にもヴィーガニズムを強要することはできません。
サスティナブルな選択は「Right or Wrong」ではなく「選ぶものが違う」、ただそれだけです。
強要はしない、でもお互いに歩み寄ることはできます!
例えば、ペットボトルは買わないで!と伝えるのではなく、ペットボトルをどうして買わないのかしっかりと説明をして、解決策を提案してみる。100%ヴィーガンにシフトできなくても、週に数回、自分から料理を担当して家族にヴィーガン料理に親しんでもらう。
違う選択をしていることは、当たり前。お互いの話に耳を傾け、わかり合おうとするだけでも、ハッピーなエシカルアクションに変えていけます!
3 - 比べない
「〜さんは、私よりも環境問題に取り組んでいてすごい」「私が〜をしたって、〜さんみたいにはできない」 - どちらかというと謙虚で内気な国民性を持った日本人である私たちは特に、周りと自分を比べがち。
もし、周りと比べて落ち込むことが多いようなら、とてももったいない!できないことに嘆くよりも、できたことに喜びを感じて!
「無理をしない・強要しない・比べない」 - これをもとにすることで、自然とサスティナブルライフが楽しくなるはず!
そして、そもそもサスティナブルなモノやコトを、選択できる環境に暮らしていることがとても恵まれていることを忘れずに。
そんな恵まれた環境に、自分は置かれているな、と感じたら、ひとつずつ変えられるところから変えていく。大切なのはそういうアクションを通して根本的なマインドがシフトしていくこと。自分の声をしっかりとあげていくこと。本当に変えたいと思うことを、自分の足元から変えていくこと。ひとつの小さなアクションと思うかもしれないけど、行動を変えれば、必ず社会は変わっていきます。
というわけで、3年目も私たちと一緒に、楽しく、おしゃれに、ウキウキしながら、本気で未来を守っていきましょう!
Are you ready to have fun?