why plastic free?

こんにちは!

ゼロウェイストセレクトショップminimal living tokyo.(以下 mlt.)は学生時代からの友人であり、現在は子育てをしながら東京と横浜で暮らす女性ふたりで営んでいます。近々このニュースレターで、私たちふたりの自己紹介を含めたご挨拶もさせていただく予定ですが、今回は、 mlt.が「プラスチックフリー」にとことんこだわる理由を皆さまにご紹介させていただきますね。

プラスチックが普及し始めたのは1950年代、実はわりと最近のことなのです。

そこから70年弱で今では私たちの生活に最も身近で便利な素材となりました。しかし、近年注目が集まるプラスチック汚染問題。処理しきれず海に流れ出るゴミや、それらを誤飲して死んでいく動物たちの画像はニュースなどでも見かけるようになりました。日本国内においても、プラスチックゴミのリサイクル率は2割以下と言われています。仮にリサイクル処理がされたとしても、そこに必要とされるエネルギーの量は莫大なものです。「リサイクルできるから環境に優しい」というのは間違ったメッセージなのです。

数字で見てみると一目瞭然ですが、例えば世界で1年間に生産される新しいものプラスチック製品は300億トンで、そのうちの半分以上は使い捨て製品!さらに捨てられた使い捨てプラ製品の800万トン以上が海に流れ出ているのです。日本人に関して言えば、ひとり当たりのレジ袋消費量は年間300枚以上で、1枚あたりの平均使用時間は5分にも満たないとか。

想像し難いくらいの大きな数字、でもこれが溢れかえって行き場を失ったプラごみや私たちの利便性を追求した”Throw-Away Economy”(使い捨て社会)の現実です。

minimal living tokyo.ができる前、私たちはこの使い捨てプラスチックに頼らない、よりシンプルで丁寧な暮らしを求めて生活していましたが、探していたものが見つからなかったり、製造過程が定かでない製品が多かったり、せっかくプラスチックフリーのものでもプラスチック包装がされていたり、と葛藤もたくさんありました。

それなら、自分たちで本当に良いものを探して、それを生活に取り入れながら他の人に広めて行こうよ、と思い立って今に至ります。私たちが探す「本当に良いもの」とは値段が高いものでも、有名人が使っているものでもありません。

例えば、
素材は自然に還すことのできる天然素材かな?
環境に負荷のない製造過程を経て製品となっている?
使用するとき、人にも地球にも優しく、処理にも負荷がかからない?
どれくらい長く使えるかな?
生活の中に欠かせない必需品?
100%プラスチックフリー?

こんなことをふたりで自問自答しながら「本当に良いもの」を探して、皆さまにお届けしています。

プラスチックの使用をゼロにすることは不可能です。でも、できないことよりもできることの方が多いのも事実。どうしたらいいかな?とりあえず試してみようかな? - 自分の生活を見直すきっかけ、足元からキレイにしていく、そんなカジュアルなイメージで「プラスチックフリー」を楽しんでほしい。これが私たちの願いです。

 

The prevalence of plastics in the last 70 years have certainly made our lives much more convenient, yet at great costs. Recycling, once hailed as the savior to this plastic issue have only resulted in more plastics being dumped into our oceans in recent years. Japan's recycling rate of its plastics is said to be less than 20%. 

Globally each year, 300 million new plastics are produced, with over half of it attributed to single use plastics. Of these single plastics that get thrown away, over 8 million tons are dumped in our oceans. In Japan alone, it is estimated that an average person uses about 300 plastic bags in a year - each used less than 5 minutes before it is thrown away. As sad as this sounds, this is the reality of our "Throw-Away Economy". 

At minimal living tokyo., we are striving to find products that do not rely on any plastic, is biodegradable, leaves minimal footprint, and is friendly to both the consumer and this planet. Eliminating plastic 100% will be impossible, but it is our only hope that we all try in every way we can!

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