Zerowasteなギフトの贈りかた

12月といえば、言わずと知れたビッグイベント、クリスマスですね。寒い時期だけど、心が温まるこの時期ですが、やはりミニマルライフを送っていると気になってしまうのがこの時期の消費やゴミの量。クリスマス前後は、普段の25%もゴミの量が増えるそう。売り切れないほどに作られた食品(チキンやクリスマスケーキなど)のロスはもちろん、たくさんのプレゼントが包まれた包装紙や袋。ラッピングペーパーなどのほとんどはリサイクルもできず、燃えるゴミとなってしまいます。

大切なひとに何かを贈りたい、と思うのはとても素敵なこと。子供達が楽しみにしているサンタクロースからのプレゼントも、できるだけ叶えてあげたい。こうして誰かを想って贈るギフトだからこそ、最終的にゴミにならないもの、できるだけエコなものを心がけたいですね。

今日は、ゼロウェイストなギフトやラッピング方法を5つ紹介していきます。

 1. そのまま贈ろう!Give Naked!

プレゼントは包まなくてはいけない、って誰が決めたんだろう?包んでいないと失礼、なんていう概念は忘れて、ありのままのギフトを贈りましょう。これこそミニマリスト的プレゼントの贈り方。プレゼントがエコなものなら更にGOOD!

2. 新聞や紙バッグをアップサイクル / Upcycle old papers

これはエコなラッピングとしては定番で、とても簡単。ラッピングペーパーを買わなくても、新聞や雑誌、もしくは紙袋を切り開いてラッピングに使いましょう。新聞取ってないな〜、という方も市の施設やホテルなどにいくといらなくなった冊子や新聞を譲ってもらえたりしますよ!麻紐や道端の植物を飾ってプラスチックフリーなデコレーションも。

3. 美味しいものを贈ろう/ Food for gifts!

ものは、どうしても形として残ってしまい最終的にはゴミになってしまうことが多いですね。旬な無農薬野菜やフルーツをバスケットにつめたり、量り売りの食材が買える場所を駆使したりして、できるだけ梱包ゴミも出さずに美味しい食べものを贈りましょう。自分が住んでいる地域の農家さんなどを知る良い機会にもなるかも知れません!

4. 愛情たっぷり手作りギフト!/ Handmade with love

 手作りってとても温かい気持ちになります。写真は自家製グラノーラを空き瓶に詰めたもの。私が北米に住んでいた時は、この時期になるとみんなそれぞれ得意のレシピを引っ張り出して、クリスマスクッキーやケーキ、保存食などの交換会みたいになってとても楽しかったのを思い出します。食べ物だけじゃなく、お裁縫が得意なら今の時期は手作りマスクやマイバッグ。庭でとれた植物を束ねてスワッグにしてみたり、プラスチックフリーな手作りギフトもアイディアが盛り沢山です。

5. 風呂敷文化を重じて / Wrap them Furoshiki style!

誰もが知っている風呂敷。日本の古くから伝わるこのラッピング文化はとても機能的でエコ。ゼロウェイストで風呂敷スタイルを楽しむには、着れなくなった衣類や古いシーツ、カーテン、クロスなど天然繊維の古布ならなんでもオッケー。必要な大きさに切り分けてどんな形のプレゼントもしっかりと包むことができます。あげる時は一言「この布は布巾にしたりして使ってね!」と伝えてみましょう。

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この時期は、ついつい消費に拍車がかかってしまいますが、ゆっくりじっくり考えてギフト選びを楽しみましょう。でも、どんなギフトよりも最高のギフトは私たちが大切な人と共に過ごす「時間」です。こんなご時世だからこそ、誰かと一緒に同じ時間が過ごせることに、より一層感謝できますね!

ゼロウェイスト・プラスチックフリーなギフトアイディアやラッピング方法はまだまだたくさんあります。皆さんもぜひ色々トライしてみてください!

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