Zerowaste Ambassador からのご挨拶 Vol.01

はじめまして。yukiといいます。

3月に大学を卒業し、4月から社会人になります。

 私は「LOHASLifestyles of Health and Sustainability)」な生き方を通して、一人一人が“自分にとっての心地よさ”を追求していける、そんな未来の実現を夢見ています。

 このような思いを持つようになったきっかけは、オランダとドイツで過ごした1年間。大学3年次修了後、休学をして、オーガニック野菜を学びに1年間インターン留学をしていました。オーガニック野菜を取り扱う直売所やカフェ、販売するマルシェで働いていました。

 ホームステイ先の家族はオーガニック食品にこだわっていて、ほぼヴィーガンの食生活を送っていて、半年間、私はほとんど動物性食品を摂らずに過ごしました。最初は、「なんで肉食べないんだろう?気持ちの問題で実際は食べれるんじゃないのかな?」って思っていました。

 でも、ホストファミリーと生活を共にしていると、本質的なことが見えてきたんです。日本にいる時の私の“オーガニック”に対する認識は「農薬を使っていないから体にいい」これぐらいの理解度でした。

 でも、ヨーロッパの人々は、オーガニックは「持続可能な未来を作るための手段の一つ」であること、「消費者の行動が社会に大きな影響を与えている」ことをちゃんと理解していたんです。その上で、「自分はどういう選択をするのか」を意識した行動をとっていました。

 ヴィーガンに対しても同じで、「ただ肉を食べない」のではなく、動物性食品を大量に消費し続ける先にある、「環境破壊」の未来を見据えた上での行動であったのだと気付かされました。

 ヨーロッパでの生活は、自分の中にある「当たり前」を疑う瞬間の連続でした。何も包装されていない裸の状態の野菜を買った人が、そのまま汚れを気にせずカゴバッグに入れたり、普段の生活の中でラップを使わずにお皿を重ねて蓋をしている姿を見たり。プラスチックを必要以上に使わないこと、資源を大切にすること、地球環境を考えた消費行動自体が、人々にとって何も特別なことではなく、“当たり前”なのです。

 他にも、家族との時間を大切にしていたり、休日はモノを買いにショッピングに出かけるのではなく、お家でケーキを焼いて友人を招いたり、サイクリングに出かけて自然の中で過ごしたりなど、「幸せって本当はこんなことじゃないのかな」と、日本にいた時には気づかなかった「消費社会への違和感」を持つようになりました。

こんなわけで、ヨーロッパで過ごした1年間は私にとって大きな経験でした。

そして帰国後、「ゼロウェイストホーム」という本に出会います。すっかりこの本に、このマインドに取り憑かれてしまった私は、ゼロウェイストを生活に取り入れていきました。

最初は全て完璧にしようとしていた私ですが、ライフスタイルも、感じる心地よさもそれぞれ違って、一定の基準なんてないことに気がつきます。そして、試行錯誤しながら、完璧を求めることでなく、「自分にとっての心地よさを追求する」ことが大切な本質なんだと思うようになりました。

一人一人が“自分にとっての心地よさ”を追求していける未来が少しでも早く実現するように、これから頑張っていきたいと思います

どうぞ、よろしくお願いします🌿

 

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