Zerowaste Ambassador MAO 連載コラム【2月】

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こんにちは!

ゼロウェイストアンバサダーのMaoです。

月ごとの季節を感じながら、みんなが出来るサスティナブルアクションを発信しています。

2月の大きなイベントといえば、バレンタイン!

大切な人、お世話になった人へ感謝の気持ちをこめて、チョコレートをプレゼントする方も多いですね。

そんな私たちに身近なチョコレート、30年後には食べられなくなってしまうかもしれないのをご存知ですか?

今日はチョコレートの原料であるカカオについて、みんなで考えてみましょう!

 

2050年、チョコレートが食べられなくなる?!

 

カカオは「カカオベルト」と呼ばれる緯度20度以内の、限られた地域で成長する植物です。

この限られた生産地が地球温暖化によって干ばつとなり、2050年にはカカオの木が絶滅する可能性がある…というニュースが話題となりました。

カカオの木が絶滅すれば、チョコレートを食べられなくなるだけでなく、カカオを栽培している人たちは仕事を失うことになります。

このニュースを受け、世界ではカカオに関するさまざまな研究や取り組みが行われています。

たとえば…

私たちの身近な日本の企業では『Meiji(明治)』のカカオ農家支援活動が有名です。カカオの栽培方法の勉強会、苗木センターの開設、井戸の整備など、カカオ産地へさまざまな支援を行っています。

3年後の2026年までに、農家支援をした地域で生産した「サステナブルカカオ豆」100%でのチョコレート作りを目指しているそうです。

私たちがチョコレートを選ぶ際に、気をつけたいポイント

1.フェアトレードされた材料で作られているか。

フェアトレードの認証マークがついているものから選ぶ。カカオのフェアトレードは、カカオ農家さんの安定した収入につながります。

意外と身近にあるんですよ、フェアトレードの認証マーク。これはコンビニで見つけました!右下についているマークが、フェアトレードの認証マークです。

 

または、企業の理念や取り組んでいる活動を知った上で、チョコレートを選ぶ。

2.オーガニックな材料で作られているか。

化学肥料や農薬を使わない、土壌や大気の汚染をしない、地球に優しい栽培方法のカカオから作られたチョコレートを選ぶ。

地球に優しいチョコレートは、身体にも優しいです!

 

フードロスをうまないために

 

感謝の気持ちをチョコレートと一緒に伝えることができるバレンタインデー。

素敵なイベントだと思います。とはいえ、過剰になってしまうとフードロスが発生します!フードロスをうまないために、消費者である私たちができること…

食べ切れる、使いきれる分だけを購入すること。

今年のバレンタインは、環境に配慮されたチョコレートを、必要な量だけ、選んでみてはいかがでしょうか?

Mao

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