現場で発見!プラごみ削減

こんにちは、エリです!

今週から、私の第2の故郷でもある、カナダ・バンクーバーに来ています。バンクーバーは、世界屈指の「グリーンシティ」でもあり、環境保護に対する対策が州の予算から組まれていたり、都市の真ん中にある東京ドーム86個分にも及ぶ公園を「保護区域」として永久保全するなど、緑や自然の景観を守るために、当たり前に法律が作られています。

私が住んでいたのはもう10年以上も前ですが、それ以降にも気候変動に関する法律がどんどん増えているみたいです。車社会の街ですが、公共機関の利用を選ぶと補助金がもらえたり、など、暮らしの中でそれぞれが環境を意識できる機会も多く与えられている気がします。

到着初日、早速近所のスーパーへ買い出しに行きましたが、写真の通り、ほとんどの野菜と果物はこのように無包装で並べられています。今は夏なので、ベリー系のフルーツが豊富でローカルで育てられたブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリーなどもたくさん買うことができます。

円安の影響で、あれもこれもと買うのは躊躇しますが、アメリカドルほどではないので、旬の野菜や果物は子供達にもたくさん食べさせてあげたいな〜という気持ちで、プラスチックフリーでたっぷり買うことができました。シンプルなことですが、裸売りって本当に気持ちが良いのです。

日本では「衛生的でない」という意見も多く、写真のような販売スタイルを見ることはかなり稀ですが、北米では消費者の多くが「洗えばいい」という考え方。そもそも、一定量が梱包されているのではなく、必要な分だけを重さで買えるので、結果的なロスも少なく、消費者にとって好都合なことの方が多いように感じます。

今週末で終幕を迎えるFIFAワールドカップ、皆さんは観ていますか?

バンクーバーは今回のワールドカップ開催都市のひとつでもあるため、スタジアムでは実際の試合が行われたり、街の至る所でパブリックビューイングイベントが開催されています。せっかくなので、14日のフランス対スペイン戦に、大きめのパブリックイベントに足を運んでみました!

会場に入る前に、厳重な手荷物検査が行われるのですが、なんとステンレスなどの鉄製のボトルは持ち込み禁止!普段マイボトルと共に生きている私にとっては、かなり抵抗があったのですがルールはルールなので泣く泣くボトルを置いて入場。

「まさか、、、ペットボトル、、、買う羽目になるのかな、、、」とモヤモヤしていたら、なんとドリンクはリユースカップでの提供!もう嬉しすぎる〜、やっぱりバンクーバー最高〜、ありがとう〜!

嬉しかったので、マルゲリータ(ノンアルで)を。笑

カップの素材はプラスチックですが、結構厚めの硬いカップで、プラスチック製なだけに永遠に使えそうなくらい丈夫なものでした。イベントでの使い捨てプラスチック製の容器の破棄数は、規模が大きければ大きいほど増えるので、FIFAのような大規模イベントで導入することで、使い捨てプラスチックの使用量を大きく削減することにつながります。

容器の返却もかなりスムースで、ゴミ箱が設置してあるすべての箇所に返却ボックスも設置してあり、わかりやすく記載されているため、間違って捨ててしまうこともありません。写真のように、食べ物の残りなどは市がコンポスト資源として回収されるので、左の緑色のゴミ箱に入れるようになっているのも日本と違うところですね。

後から調べてみると、ShareWare というバンクーバーベースの会社でした。バンクーバーと周辺地域だけでも、毎年4億4,100万個以上の使い捨てカップや食品容器が廃棄されているということ、そして、そのうち実際にリサイクルされるのは約9%に過ぎないという現状を知り、ゴミを減らすことは「楽しくて、簡単で、受け入れやすく安価である」ことをベースに返却容器レンタルを展開しています。

バンクーバーと周辺都市のエリアを「メトロバンクーバー」というのですが、このメトロバンクーバーの人口は約270万人。それに対して、東京都の人口は約5.3倍の1420万人です。これを考えると、東京で破棄される使い捨てプラスチックの量は、、、ただただ恐ろしいです。日本では、鎌倉市にあるMeglooという会社が、同等のシステムを起用していて、小さい個人のイベントからスポーツ観戦などの大規模イベントまで、リユース食器のレンタルを展開しています。「一定人数を超えるイベントではリユース食器の起用が必須」のようなルールができるとわかりやすいのかもしれませんが、まずはこういったシステムの存在がイベント業界で幅広く認知されることが必要ですね。

余談ですが、今回参加したイベントでは至る所に水のリフィルステーションも設けられていて、リユースカップの使用ももちろんですが、鉄製でないウォーターボトルを持参した人は、それに水を補充できました。ペットボトルの水を買わなくてもいいシチュエーションがあるのは、とてもありがたかったです!

しばらくバンクーバーに滞在するので、またここでのエコアクションやゼロウェイスト事情など、シェアしていきますね。

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