連載コラム 【Fabu-well Living 】Vol.20

疲れたまま年を越さないために!

“心と体を整える”ホリスティック年末セルフリフレクト〈5つの質問〉


一年の終わり、心と体はどんな状態?

一年の終わりは、予定や仕事をまとめる忙しさの中で、気づかない疲れが心と体に残りやすい時期。前向きに過ごしていても、「もっとできたはず」と振り返りを“反省”にしてしまうことがあります。ホリスティックなセルフリフレクトは、できた、できないを評価するためのものではありません。

目的は、“今の自分がどんな状態でここまで歩いてきたのかに気づく"こと。何かを変える前に、この気づきを得ること、小さな振り返りが、来年へ向かう前に、あなたの土台をやさしく整える鍵となります。

ホリスティックセルフリフレクトとは

ホリスティックセルフリフレクトとは、心・身体・思考・生活習慣・関係性を一年を通して全体に見て、振り返る視点です。例えば以下のような状態では、いつも“何かが足りていない不調”になります。

  • 頑張って運動しているけど、疲れがち → 休息・睡眠・栄養が追いついていない
  • 運動しているけど、イライラしがち→ 心が置き去りサイン
  • 欲しいものを買っても満たされない→ 本当のニーズが満たされていない

ホリスティックとは全体性理論で、全てつながり合っている観点から不調や問題を解決していきます。

【5つの質問】ホリスティックセルフリフレクト

以下の質問は、「できた・できなかった」を評価するためではなく今年の自分の感覚や状態に気づくための問いです。

ポイントは、深く考えすぎず、浮かんできた言葉をそのまま書き留めていくこと。静かな場所で、リラックスしながら行いましょう。

❶ 今年、“満足できた瞬間”はいつでしたか?

“深い満足感”“安心感”に目を向けてみます。

たとえば 予定のない午後に、静かにお茶を飲んでいた時間、誰にも気を遣わず「そのままの自分」でいられた会話、何かを成し遂げた瞬間、やりきった後の安堵感、などです。

そして、それはどんな場所で、誰と一緒にいて、どんな状況の中でしたか?

❷ 身体が最も心地よく過ごせていた時期は、どんな生活リズムでしたか?

今年、体が軽く感じていたのはどんな生活リズムのときだったでしょうか

たとえば、睡眠時間が短くても質の良い眠りが取れていた時、朝何時に起きた時、激しい運動より、散歩やストレッチを続けていた時、食事をダイエットのためよりリラックスして選んでいた時、など、どんな時がより良い気分だったでしょうか?

そして、そのとき体は疲れにくかったのか、イライラが少なかったのか、呼吸が浅かったか、深かったのかもみていきましょう。

睡眠、食事、休息、運動、自分だけの時間、気持ち、仕事など何が「負担」になっていて何が「支え」になっていたでしょう?

❸ 無理をしていたこと・我慢していたことはありましたか?

ここで大切なのは「反省」ではなく 気づき です。

たとえば、本当は「断りたかったのに引き受けたこと、言いたかったのに言えなかったこと、休みたかったのに予定を詰めていたこと、頑張りで乗り切っていたことなどです。

もしくは自分では無理をしていたつもりではないのに、体が風邪をひいたり不調になることで分かったこともあるかもしれませんね。

それは自分を守るための努力だったのか、誰の期待に応えようとしていたのか、周りの目が気になったのか、「やらなければいけない」という思い込みだったのか、誰のためだったのでしょうか?

❹ もう必要ない、と感じるもの、ことはありますか?

この一年の中で、もう無理をしなくてよくなったこと、今の自分には合わなくなった役割、手放すことで心や体が軽くなるものはありますか?

たとえば、良い親、人でいないといけないというプレッシャー、気持ちが下がる人との関係、自分らしさを抑えてまで続けていた習慣などです。

手放すことは、弱さではなく自分を守れるようになる強さです。あなたの為になっていないものは、周りの人のためにもなりません。まずは、今すぐに手放せないと思っても“もう必要ないかも”と静かに感じ始めるだけで、来年は変わってきますよ。

❺ ベストな自分で生きるために、来年は何を選びたいですか?

“ベストな自分になる”ということは、ストイックに頑張り続けることではなく、自分の感覚に正直でいられること、心と体が無理なく調和していること、“本来の自分”に戻れていることです。

今年を振り返って、いちばん自分らしくいられた選択、、安心した感覚、“ただ幸せ”と感じられた瞬間は、どんなときだったでしょう?

たとえば人の期待より自分の気持ちを優先できた時、 できない自分を責めるのではなくただOKとした時、新しく始めて気持ちの良い習慣、優しい言葉、小さな思いやりの行動、などです。

それは派手な達成ではなくても、その感覚の積み重ねこそが“ベストバージョン”につながる道筋です。来年の目標を立てる前に、「どんな自分で生きていたいか」という在り方を、ここで決めましょう!

振り返りが最高の未来を作る

ホリスティックなセルフリフレクトは、何かを改善したり、反省点を探すためのものではありません。

この一年の中で得た、小さな感覚ひとつひとつを静かに確認し、来年も持ち越したいもの、もう必要のないものを整理していく時間です。

いったん立ち止まり、心と体の声を聞き直すこと、それを次に活かすことが頑張りではなく、“自分が本当に望む未来” を作る土台になります。

時間をとってゆっくり取り組んでください。この作業が最高の2026年を作るでしょう!

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