これだけやって!【キッチンデトックスの3 STEPS】

Hello! エリです。

世の中の多くの人と同じように、私も毎日キッチンに立ち、家族のために料理をします。先日、夕食の準備をしていたときにふと、「今のキッチン、いい感じだな」と思った瞬間がありました。自分の好きなキッチンツールに囲まれ、有毒なものを省き、旬の食材で料理をする、とても理想的な空間でした。

サスティナブルな暮らしを心がけるなら、毎日立つ場所だからこそ、いちばん“変化の実感”が早いのもキッチンです。

大きなことをしなくても、素材を選ぶ、小さく手放す、自然に寄り添う—そんなシンプルな行動で、私たちの暮らしはサスティナブルに整っていきます。

今日は、私が大切にしている「本質的で、無理のないデトックス」を3つの視点からお届けします。

1. 加熱容器の脱プラ

glass and stainless food containers with whole foods in them

キッチンで最も知られずに頻繁に起きている問題のひとつが、“加熱 × プラスチック”です。

プラスチック製の食器や容器の多くは、熱に触れることでプラスチックに含まれる添加物や微細な粒子が食べものへ移る可能性が指摘されています。特に気をつけたいのは:

  • BPA(ビスフェノールA)
  • フタル酸エステル類(可塑剤)
  • ポリスチレン(PS)に含まれるスチレンモノマー

などの、私たちの体に直接的な影響が懸念されているホルモンかく乱物質で、体内の代謝・生殖ホルモン・甲状腺・肝機能への影響があるとされています。

このため、おかずの作り置きや残り物など、後日加熱をして食べる可能性があるものは、熱に強く、化学物質が出ない素材の容器:

  • ガラス(耐熱ガラスが最強)
  • セラミックステンレス(電子レンジには不可)
  • ホーロー(直火加熱が可能)

上記のような素材の容器で保管することが望ましいです!

自宅で作る食べ物の保管容器だけでなく、外で買うものでも気をつけることができます。例えばコンビニやスーパーでお弁当を購入した場合は温めず持ち帰り、家で耐熱ガラスなどに移してから温める。サランラップをかけたレンチンは避け、耐熱皿でふたをしてから温める、などなど。

ちなみに、ホーローやステンレス製の容器だと、冷却が早く食材のフレッシュさも長持ちします!

2. この成分が入ってたら BYE BYE!

no labels or writings on oil bottle and sugar container

次はキッチン周りの避けたい成分リスト。

キッチンでは口から体内に入れるものが多くあります。食材や調味料、飲み物など、今はさまざまなものに化学物質が添加されているので、今回は「なくても生きていける、避けた方がいいもの」をリストアップしようと思います。私が個人的にも避けているものは:

  • 人工甘味料(アスパルテーム、アセルスファムK、スクラロースなど)
    腸内細菌バランスへの影響が研究されているほか、子供の発達における機能障害や発がん性リスクも懸念されており、一部の国では使用が制限されていたりします。同量で通常の白砂糖の数十倍の甘さがあるので、脳への刺激やインスリン抵抗性も無視できない。

  • 合成着色料(Blue No.1, Red No.40 など)
    子どもの行動や注意力と関連が指摘されることも。一部の国では禁止されているものもあります。人工的でなくても「コチニール」など、昆虫由来の着色料は加工物なので避けられるとGood。

  • 人工香料(フレーバー)、アミノ酸調味料
    これが意外と落とし穴で、ナチュラル系のものにも入っている!子供用のドリンクやサプリメントなどでも「ナチュラルフレーバー」と記載されているものは、おそらく人工的。原材料の「/」以降は添加物表記なので、意識してみてください!

  • 植物油の過剰摂取(パーム油・大豆油・コーン油など)
    オメガ6が過剰に含まれている植物油です。加熱することで酸化しやすく、現代の食事だと簡単に過剰摂取してしまうので、これが体の慢性的な炎症に繋がります。体の酸化は老化を促進!元気な内臓を保つためにも、避けたいですね。

食材の買い出しに行く時、最初はパッケージ裏を見て色々確認して時間がかかっていたりしたけど、今ではどのメーカーがどんな成分を使っているか、どれを使っていれば自分なりに安心か、などがわかるようになりました!

3. ホールフード作戦

whole foods in baskets

ホールフード(WHOLE FOODS)とは加工されていない、食材そのままの姿のこと。野菜や果物、豆類、お肉やお魚まで、味付けなどがされてなく、パッケージもいたってミニマルなまま、自分で調理をすることで初めて手が加えられる、ホールフード中心の食生活がデトックスのキーです!

加工されていない食材は:

  • 食物繊維
  • 抗酸化物質ミネラル(特にマグネシウム)
  • ファイトケミカル

を豊富に含むため、肝臓の解毒・腸の排泄・炎症の低下をサポートし、体を持続可能な状態に持っていくことができます。

成分別デトックスのメカニズムを簡単に紹介すると:

  • 食物繊維(ごぼう、さつまいも、バナナなど) → 毒素を吸着し便で排泄

  • 硫黄化合物(玉ねぎ、にんにく、ニラなど)→ 肝臓の解毒酵素を補助

  • クロロフィル(緑色の濃い野菜:ブロッコリーやケールなど)→ 金属類の排泄サポート

  • 抗酸化物質(赤色の野菜や果物:赤ピーマン、紫キャベツ、にんじん、ビーツ、ラズベリーなど )→ 体の炎症と酸化を減らす

  • 発酵食品 (味噌、納豆、キムチ、ヨーグルトなど)→ 腸のバリア機能を強化

自然に近い形の食べものは、体の働きを整え、不要なものの排泄を助けてくれる、天然のデトックサー!わざわざ断食をしたり、「デトックスジュース」(これ超NG!)を飲んだりしなくても、ホールフードな食事をメインにしているだけで、体はしっかりと反応してくれます。

毎日忙しくてじっくり料理なんてしてられない!という方は、私も同じ意見です!

週に一回でも、少し時間を作って作り置き、切り置き、下処理などをしておけばそこまで負担にならないので、やってみてくださいね。食事は自分や家族の健康のためにできる最大の投資。そこにホールフードを取り入れることは難しいことではなく、体にとって自然で心地よい選択です。

Happy Detoxing!

 

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