LITTERATIで世界中と繋がる
こんにちは!
本日World Cleanup Day 2020!世界中で一斉に清掃活動が行われる日です。皆さんもクリーンアップイベントに参加したり、友人や家族とクリーアンアップをする予定はありますか?
今日は、そんなクリーンアップイベントのときや、日常のゴミ拾いやビーチクリーンの時に使える面白いアプリをご紹介します!
Litterati - リテラティ: とても簡単に説明すると、落ちているゴミを写真に撮ってアプリ内で投稿し、そのゴミは自分で拾って処理する、というアプリ。このアプリを今、世界165カ国で16万人以上の人が利用し、600万件以上の拾われたゴミ写真がアプリで投稿・シェアされているのです。これだけ聞くと、こんな単純なアプリでなんでこんなにユーザーが?!と思いますよね。仕組みを説明していきます。
1. ゴミの写真を撮影する
捨てられたコーヒーカップや空き缶、お菓子の包みなど、なんでも良いので捨てられているゴミの写真を撮ります。
2. きちんと処理をしたあと、写真にタグづけ
アプリのAIを利用して、適切なタグ付けをします。ゴミの種類や、それが何かをタグ付けし選択肢の中から選ぶこともできます。
3. 知り合いを招待したりチャレンジする
友人や家族以外にも、自分のロケーション近辺に住む人たちと一緒にアプリを使ったりゴミ拾い競争を提案したりできます。近所や、学校の校庭、街中をターゲットに取り組めます。Litteratiがコミュニティをつなげてくれるシステムもあります。
4. リタデータを使って影響力を!
世界中のユーザーがこのデータを使用して、多くの企業や団体、政府に環境に対してのポリシーをポジティブなものに変えてきました。誰もがデータにアクセスして同じように変化をもたらすことができます!
5. インパクトをもっと大きく
時間が経つにつれて、自分が始めた小さなアクションが自分の近所やコミュニティにインパクトし、それがいずれ国を飛び出し世界へと広がっていく様子を見ることができます。
6. インパクトをシェアしていく
周りが旅行の写真やディナーの写真をアップしている間に、あなたはゴミの写真をシェアして世界的な変化の一部であることを広めていくことができます!
自分の拾ったゴミのデータは、ひとつひとつが必ず世界的トータルの数字の一部となり反映されていきます。たった一つの小さなゴミでも、一気に世界中と繋がることのできるとてもスケールの大きいアプリです。
アプリ名 Litterati の Litterは「ゴミ」という意味です。このアプリは、2013年サンフランシスコに住むJeff Kerchinerさんが、子供達2人と散歩中に娘が道端に落ちているゴミを見つけたところから始まりました。「子供達が毎年参加するキッズキャンプは総勢200人。ひとりが5個ずつ拾うだけで物凄いゴミを拾うことができる!」- アプリはキックスターターというクラウドファンディングサイトで見事に予算を達成し完成しました。
ミッションはシンプルに、"Litter-free world"ゴミのない世界、を作ること。
それまで、小さな子供から大人まで誰もがいつでもどこでも参加できるこのシステムはあるようでなかったんですね。
アプリ内で地図を開くと、リアルタイムで世界中のどこでいくつのゴミが拾われているかを見ることができます。もちろん、自分が拾ったゴミも、リポートすればこのマップにすぐ反映されます!超スーパー参加型アプリなので、ゲーム好きの子供たちも楽しむことができるはず。
今週末のクリーンアップデイをきっかけに、皆さんもぜひアプリをダウンロードしてゴミ拾いしてみてください!(アプリは日本語表示も可能です)
Happy Cleaning Up the World, everyone!